svn リポジトリをローカルにコピーしてから git リポジトリに変換する
今年になって、個人的なコードを書き溜めていた svn リポジトリを徐々に git に移行しています。
私はフリープランでもプライベートリポジトリを無制限に作れることから、数年前から assembla を使っていました。しかし最近(??)になってフリープランで作れるリポジトリ数に上限が設定されたようで、新しいリポジトリが作れなくなっていました。有料プランへ乗り換えられればよかったのですが、リポジトリ数をふまえて開発予算(お小遣い)と相談した結果、やむなくお世話になった assembla から bitbucket に移住することにしました。念のため強調しておきますが、これまでながらく愛用していたことからもわかるとおり、assembla 自体に不満があるわけではありません。あくまでやんごとなき事情(お小遣い)のため、泣く泣くの別れとなります(涙)。
移住先として選んだ bitbucket はリポジトリ数の上限こそないものの、コミッターの総数が 5 人までに制限されています。私は他人に見せられるコードは別途 github に置いているので、プライベートリポジトリについてはこの制限はまったく考慮しなくてよいものでした。
assembla の svn リポジトリに git svn clone するとエラーで落ちる
assembla から git への引越し作業にはすこし面倒でした。
ネットの各所に資料があるとおり、svn リポジトリを git リポジトリに変換するには git svn clone を使えばいいのですが、assembla 上の svn リポジトリにこのコマンドを使うと以下のようなエラーが発生し、変換処理が異常終了してしまいました。...
r372 = 4b5404a5643c5d3refref081c06c3acaa2e8eeb (refs/remotes/trunk)
Checked out HEAD:
https://subversion.assembla.com/svn/momokan/myrepo01/trunk r372
error closing pipe: 不正なファイル記述子です at /usr/libexec/git-core/git-svn line 0.
error closing pipe: 不正なファイル記述子です at /usr/libexec/git-core/git-svn line 0.
詳細がよくわかないのですが、時間を置いて再度実行してもここで落ちてしまうため、別の手段で移行を進める必要がありました。
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Linux
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2014/05/13 22:15:33
LWJGFont ver 1.0 を公開しました
2014/2/25 に、LWJGFont ver 1.0 をリリースしました。
LWJGFont はお手持ちのフォントを使って手軽に文字列表示をするための LWJGL のサードパーティライブラリです。あらかじめ任意のフォントを任意のサイズで画像イメージに描き出しておき、実行時にはそれを切り貼りすることで文字列を表示させます。
特に LWJGL で日本語表示(テクスチャーマッピング)する際の壁となる日本語文字画像の用意、日本語文字画像の切り貼り作業をサポートしているため、java.awt.Graphics.drawString() の感覚で文字列を表示することができます。LWJGFont は等幅フォントに加え、プロポーショナルフォントにも対応しています。プロポーショナルフォントは文字によって文字幅が異なるため、手動でテクスチャーマッピングしようとすると手間がかかりますが、LWJGFont ではプロポーショナルフォントの文字幅についても自動計算して表示するため、手軽に綺麗な文字列表示を実装することができます。
2014/03/02 追記
LWJGFont ver 1.1 がリリースされています。
Windows 環境での不具合を修正した安定版となりますので、そちらをご利用ください。
ダウンロード
LWJGFont は公式ページからダウンロードすることができます。
また、maven をご利用の方は、pom.xml に以下の設定を追加することで入手できます。 <dependencies>
...
<dependency>
<groupId>net.chocolapod</groupId>
<artifactId>lwjgfont</artifactId>
<version>1.0</version>
</dependency>
...
</dependencies>
LWJGFont のしくみ
簡単に LWJGFont のしくみについて触れておきたいとおもいます。
LWJGFont は任意のフォントで、アルファベット、ひながなカタカナ、数字、常用漢字約 2000 文字をすべて描きこんだ画像ファイルを生成します。また、画像ファイルのどこにどの文字が書き込まれているかというマッピング情報を持ち、実際に Java プログラムから各文字を表示するための class ファイルも作り出します。これらのファイルを jar ファイルにまとめるので、LWJGFont と LWJGFont が生成した jar ファイルをクラスパスに追加することで、LWJGL から好きなフォントでの文字列表示ができるようになります。
詳しい使い方についてはチュートリアルを用意しましたのでそちらをご覧下さい。
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LWJGFont 開発
コメント (1)
2014/02/25 08:39:05