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Putty の鍵ファイル .ppk を Linux ssh 用に変換してみる

最近 Windows 文化の人と仕事をすることが多く、そのせいなのかはわかりませんが、ec2 インスタンスログイン用の秘密鍵が ppk で届きました。ppk は個人的にはあまり馴染みのない鍵のフォーマットで、GNOME ターミナル好きとしては Linux の ssh コマンドで使える OpenSSH 互換のファイル形式に変換したいなということで変換してみました。

ちなみに、Linux 用の Putty クライアントもいくつかあるようで、それを使えば Linux マシンからも Putty 形式の秘密鍵でも ssh 接続できるようです。

puttygen コマンドをインストールする

ppk ファイルを Linux ssh コマンド用に変換するために、まずは puttygen コマンドを用意します。Fedora 17 では、puttygen コマンドは putty パッケージに入っていました。
# yum install -y putty

ppk ファイルを OpenSSH 互換の鍵ファイルに変換する

鍵ファイルの変換では、puttygen の引数 -O に鍵ファイルのフォーマットを、引数 -o に出力先ファイルを指定します。
$ puttygen putty_key.ppk -O private-openssh -o ~/.ssh/from_putty_key_rsa
ここでは putty_key.ppk ファイルを変換して from_putty_key_rsa ファイルとして書き出してきます。
変換する鍵ファイルの暗号方式が RSA だったので、ファイル名には _rsa をつけています。

ちなみに書き出した鍵ファイルの中身はこんな感じ。
$ cat ~/.ssh/from_putty_rsa
-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----
AirFREAI323r...(略)...jaflDW32rau5K
-----END RSA PRIVATE KEY-----
いつも ssh-keygen で作るやつになっていますね。

ssh コマンドで接続確認する

ssh コマンドの引数 -i で ssh 接続する際に使用する秘密鍵ファイルを指定できます。
$ ssh momokan@momokan.co.jp -i ~/.ssh/from_putty_rsa
秘密鍵のペアとなる公開鍵がログイン先サーバーのログインユーザーにきちんと設定されていれば、これでログインができます。
  Linux  コメント (0) 2013/08/21 22:20:26


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