Linux でメモリテストをする
Windows を使う人ならともかく、Linux でメモリテストをするという話はあまり聞いたことがなかったのですが、調べてみると memtest86 というパッケージがちゃんと用意されていて、ただ私が聞いたことがなかっただけのようです。先月から進めているわが家の開発マシン強化計画の一環で、DDR2 4GB のメモリを 2 枚増設することにしたので、さっそくメモリテストを走らせてみました。
DDR3 って安いんですね…。DDR2 と比べてメモリ単価ががが
使うのは memtest86+ です。
こちらは本家 memtest86 をベースにしたもので、Fedora17 では yum で取ってこれるのでお手軽です。
インストール
まずはパッケージをインストール。# yum install -y memtest86+
memtest86+ は OS 上で走らせるものではないので、GRUB2 に登録して Fedora17 起動前に別途実行できるようにしておきます。
# memtest-setup # grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfgこれで OK。
使い方
まずは PC を再起動させます。GRUB2 が起動すると、メニューに表示される OS や Linux カーネルのリストに memtest86+ が追加されているので、これを選べばメモリテストが実行されます。
実行時間は数時間かかるみたいです。他のことをしていたので体感になりますが、うちでは 12 GB をチェックするのに 4 時間くらいかかっていた気がします。こんなものみたいです。
ちなみに、なぜ 12 GB なんていう中途半端な数字になっているかというと、さらに追加で買った 8 GB 分はメモリテストするまでもなく、マザーボードにさした段階で起動できなかったのです。はたして初期不良なのか、静電気でやっちまったのか…。
Linux コメント (0) 2013/02/05 08:20:49