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Essential Ph-1 を 買ってみた

後に Google に買収されることになる Android 社を設立し、Android の父とも呼ばれる Andy Rubin 氏が、2015 年 11 月に設立したのが Essential Products 社です。この Essential 社より発売されたのが Essential Phone (Ph-1) です。

Essential Ph-1 はチタンボディにゴリラガラスの重量感ある仕上がりになっています。カチっとしたフォルムが好きなので、Essential Ph-1 のシルエットはかなりお気に入りです。スペック表によると、ディスプレイは解像度: 2560 x 1312 ピクセルの 5.71 インチディスプレイ、CPU は 2.45GHz Quad + 1.9GHz Quad (64 bit)、メモリ 4GB とのこと。

Google の Nexus シリーズが終了し、日本向けには Pixel 2 が発売されそうもない現状では、使い込めるスマートフォンとしてかなり期待できます。なにせ機種変更したいスマートフォンが見つからずに Xperia Z (SO-02E)をずっと使い続けてましたからね。5, 6 年ぶりの新スマートフォンです。

Amazon 先生が送ってくれました

こちらが到着したパッケージ。もちろん SIM フリー版です。
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実は Essential Ph-1 はまだ日本向けには正式に販売されていないのですが、Amazon.com で買うと普通に日本にも発送してくれます。海外通販なのできちんと到着するかが若干不安ではありましたが、そこはさすが Amazon 先生、無事に受け取ることができました。

私が買った時は、価格は送料込みでだいたい 550 ドルくらいでした。価格上昇が続いて久しい Android にしては、スペックのわりにかなり安く感じられます。少し前に 100 ドルくらい値下げがあったみたいですね。

開封時の写真をいくつか。
(ふだんこんなに写真を取らないので、今となってみるとテンションの高さが伺えます。)
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カチッとした見た目がとてもいい感じ。

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背面の写真です。白が好きなので白色にしました。
カラーバリエーションは黒、グレー、白の 3 色あって、主に背面デザインの印象に影響してきます。

Essential Ph-1 を使ってみての感想

Essential Ph-1 の 1 番のお気に入りポイントは、やはりマシンスペックの高さとデザインのかっこよさが両立されていることです。

買い換えるなら現代機にふさわしいスペックが欲しくなりますが、日常的に使うことになるので持っていて嬉しくなるようなデザインであることも重要なポイントです。市場に出ている携帯電話というとなぜか丸っこいデザインの物が多いのが、機種選びでの個人的な悩みの種でした。できる限り板チョコの箱みたいな薄くて四角いスマートフォンが好きなんですよね。Xperia Z に比べると角の丸さは上がってますが、それほど気にならないというかむしろこの重量感がかっこいいです。

スペックの方は、2013 年発売のモデルから乗り換えただけあってかなり違います。乗り換え前は 3D 系のアプリとかは重さが気になっていて、特にポケモン Go なんかは起動時間がすごく長かったのですが、これが劇的に改善されて満足しています。やっと時代の流れに追いついたよ。メモリが 4 GB 載っているというのがやっぱりでかいように思います。スマートフォンは用途的にアプリを結構ひらいたままにするという状況が多いですからね。アプリの切り替えや起動なんかには効いてきている気がします。

そして今回 SIM フリー機を買ったというのもポイントです。キャリアが入れてくる目障りなアプリなんかを気にすることもなく、そもそも root 取ろうか悩む必要も消えてなくなりました。私の端末ですからね、そもそもすべて自由にできることは当たり前なんです。回線は数年前から MVNO にしていましたが、晴れて SIM フリー機を持つようになったのでこれで完全にキャリアとはおさらばです。

ちなみに OS の更新は Essential Products 社がとても積極的なので、きちんと最新版の Android が提供されてきてます。だいたい月に 1 度のペースでセキュリティパッチ等の更新が配信されているようで、Android のアップデートがある場合はそのタイミングで同時に配信されているみたいです。いちおう最新版の Android をさわっておくというのも個人的に大事かなと思うので、これは嬉しいところです。公式による Android 本体のアップデートについては、販売元に Andy Rubin 氏がいるだけあって、今後もかなりの確度で期待していていいんじゃないかなと思います。

Essential Ph-1 の気になる点

マシン性能よし、デザインよしでとても気に入っている Essential Ph-1 ですが、気になる点もないわけではないので少し書いておこうと思います。

1 つめは画面タップの誤検知があること。私の個体では、実際にはタップしてないのにタップされるという事がときどき発生します。表面についた汚れのせいなのかなと思っていったん画面を消してごしごし拭いてやると解消するのですが、これまで使ってきた端末ではこういうことはなかったので、やはり作りの甘さなんだろうなと思います。あとでわかったことですが、提供されているパッチで状況が変わったりもしているので、今後のアップデートで徐々に改善されていってほしいところです。

2 つめはカメラ性能の世間的評価がいまいちな点です。Essential Ph-1 には外付けする 360 度カメラも発売されていて、製品コンセプト的に本体カメラではスペックを追求しない方針のようにも感じられますが、Twitter なんかでは本体カメラに満足していないという声をちょいちょい見かけます。
私はあんまりスマホで写真を取らないので、実際にどの程度他機種と違うのかはわからないです。ただ、やはりいいカメラ(というかレンズ)は青天井で高価になっていくものなので、Essential Ph-1 の価格設定を考えると、カメラ性能も欲しいなら素直にしかるべき端末を買うか、他にデジカメを持つか等するほうがいいんじゃないかなと思います。

まとめ

Essential Ph-1 は価格と性能のバランスが良い、むしろ価格以上の性能が手に入る良端末だと思います。本当にこれにしてよかったです。当分は使い続けていきたいので、おりを見てもう 1 台買っておこうか検討中です。

Essential Products 社は、どうしてもハードウェア面よりも OS 面が強い印象がありますが、製品が売れていけばハードウェア面もより良くなっていってくれるんじゃないかなと期待しています。


  お買い物  コメント (0) 2018/01/20 16:24:00


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ゲーム作ったり雑談書いたり・・・していた時期が私にもありました。
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